幸福の基準値をいつだれが定めてしまったか/最初から誰も何も定めてやしないよ

ねこは私の(お好み焼きの入っていた)コンビニ袋にご執心。
ねこは私の取り落とした綿棒にご執心。
コンビニ袋や綿棒で私はテンションあがらないけど、ねこは大変それらが好きである。テンションやばい。
ひとまずうつぶせで眠っているわたしの背中にねこ。ねこの足裏は熱を持っている。軽い重さ。ねこは生きているのだなあ、とその足裏の熱で再確認する。体熱が何故発生するのか、この小さな体の中で何が起きているのか、と、科学的な面でとても不思議に思いながらそのまま寝る。
ささやかに幸福なことよ。それが私以外の幸福でなくても。