改めて、春過ぎて春過ぎて

ぼうぼうと吹く風の中を食糧調達にゆく道すがら、梅や雪柳の細かい花弁が道を覆っていて、子供の頃はきれいなだけだったその光景は、今目の当たりにすると「あーご近所一帯に散らばっちゃって…この家の人掃除大変そうだー」ていう感覚が混じる。
生きてるねえ、ひとも、花も。